【子育て支援】というライバル

1週間前に私が通っている専門学校の教室の隣に、新入生が入ってきました。

新入生といっても、年齢は様々でたぶん20~40歳の方が多いのだと
思います。
この方たちは、【子育て支援】という県が行っている事業で募集された方々で
主に女性が多く、子供がいる方が多いようです。

この話を聞いた時に、ふと思い出したのが来年度からなくなると言われている
「扶養控除枠」のことでした。

現在の税制では「扶養控除枠」というのがあり、その扶養に入っている人は
働いていても一定額までは税金が控除されるということなのです。
逆に言うと、一定額を超えてしまうと税金がかかるので、女性が
パートをしている時にあまり時間が過ぎないように調整するのは
このためです。

もし一定の額を超えて働いてしまうと、もちろんもらえる給料は増えますが、
取られる税金が増えるため、あまり働く意味がない・・・ということのようです。

その分岐点が103万円の所得があるか・・・という点のようです。
103万円というのは、給与所得控除額の65万円に加えて所得税の基礎控除額の
38万円を合わせた額でこの合計が103万円以下であればパートの収入があっても
配偶者控除が受けられるので、税金がかからないということになるようです。

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つまり、年間102万円までだったら税金を払わなくても家計の足しになるので、
その範囲内で働きたいという方が多かったのです。
年間102万円ということは、1ヶ月あたりで考えると8万5000円程度となるので、
時給800円のしごとであれば月に106時間程度、1周間に26時間くらいになるのです。

これは1日5時間働くパートの場合週に5日程度となるので、一般求職者とは
異なる給与額での求人を求めていたことになります。

ただこの制度が、女性の社会進出を阻んでいるとのことで、
この制度の撤廃がここ数年検討されていたようです。
それがいよいよ来春に実施されるのです。
それに合わせての「訓練」がこの子育て支援のコースの方たちなのです。

 
そう考えると、主な収入を稼ぐために就職をする私たちと
収入が少なくても家計の足しになれば・・・という女性たちの仕事の
奪い合いのようなものが生まれてきそうです。

これは、予想外のライバルが出現しました。

※もちろん、家庭によっては女性が主な生活費を得て、その収入で
暮らしているという家庭もあると思いますので、別に「男性」と「女性」の
区別をするわけではありませんので悪しからず。

資格はないよりはあったほうがいいと思います。
ただ、資格よりも経験が問われる現在なので、こういったライバルも
いる中で就職戦線でどのように自分を差別化して売り込んでいくのか
考えていかなくてはならないのでしょう。

これからも気を引き締めて、訓練を頑張って行きたいと思います。

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